私は、日本の食養士と中国薬膳アドバイザーという資格を持っているのですが。
なぜ、こんな謎の資格を持っているのか?
それは、アメリカに住んでいる日本人は、生きていくために重要な「衣・食・住」のなかで、「衣」と「住」はアメリカに順応するにしても、「食」に関してだけは、体の造りが根本的に何かが違う(笑)アメリカ人と同じ食生活を続けていくのは無理があるんですよね、やはり。
現に、日系3世、4世の人たちに食物アレルギーが多いんです。
私は、日本人には日本人の身の丈に合った食生活があると思うのです。
さらにアメリカは、保険や医療費が高いので、病気にかからないための自己管理がかかせません。
「医食同源」という言葉があるように、食生活=健康管理。
日本の食養には色々な種類があるんですが、例えばその一つ、マクロビオティック。
コレがアメリカで流行ってくれたおかげで、日本の様々な食材が手に入るようになって、どれだけアメリカに住む私たちは助かってることか。
私もマクロビオティックを学び、取り入れやすいものは実践もしています。
ただし、私はあくまでも自由人でいたいので、生活を制限される完全なマクロビアンやベジタリアンにはなれません。(笑)
人間は原始人から肉食獣ですし、「質」、「量」と「摂取頻度」をちゃんと考えれば、肉は手軽にたんぱく質を摂れる大事な食材と私は思っています。
外食やパーティーなんかでは、好きな物を食べて楽しみたいですしね。
さらに、日本の食養の長い歴史と根源はやはり歴史的に中国薬膳とつながっているのです。
中国薬膳は、肉、魚、野菜、果物、色んな食材を組み合わせていくので、自由人の私にはワールドが広がるのです。
ただし、これまた中国寄りになると難しくなるので、あくまでも私に都合のよい私流で。(笑)
私の思う本当の健康のゴールは、「やりたいことが出来て、よく笑い、何を食べても体を壊さない、心身ともの健康!」
さぁ、そんな私が、家庭で実践している、簡単!かつ、経済的!な「自己流薬膳的食養生活」を一部紹介してみましょう。
効能が上がるとTVで見て、早速生姜を干す!
生のキュウリは体が冷えるので、そろそろ上記の干し生姜と塩で漬けものに。
体が急な冷えで弱ってきたら、チキンスープ!
ドラムスティック部位はオーガニックでも比較的安い。
パワーをつけるために、鶏モツ(レバー、ハツ、砂肝)の煮込み。
薬膳として鶏モツを使う場合は、なるべくオーガニックを使用しないと効能は見込めません。
なぜなら、モツは体のフィルター機能の部分なので、ココには毒素がたまりやすいから。
モツに乗せた香草(シアントロ)や七味(一味じゃなく七味じゃないと!)、玄米ごはんの白黒すりゴマのトッピングにもちゃんと薬効としての理由があります。
日本から持ち買った貴重な丹波産の黒豆なので、茹でて冷凍保存。
少し凍ったら、パラパラに粒同士をはずしておけば、少しずつ使えるからね。
レインボー(スイス)チャードは、一番多く食卓に上がる葉野菜。
ほうれん草と互角なほど栄養が多い上、ほうれん草よりアクも苦味も少ないし、値段も比較的お手頃で安定してるからね。さらに、この辺りで売られているレインボーチャードは、大きく立派で団扇代わりに仰げるほどなんです。
上の黒豆をご飯にこうやって(少し塩を利かせて)混ぜれば、黒豆ごはんは簡単。
手前は、上記のレインボーチャードの胡麻和え。
後はワカメと野菜の具だくさん味噌汁。
アメリカ食に何が欠けるかって、海藻類!
だから家の食卓では海藻類をなるべく上げるようにしてます。
肉食が続いたら、こんなビーガン食でたまにリセット。
という感じで、たまに、こういうのも載せていこうと思います。
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